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昨年のホワイトニングブームから、ポーラのしわ改善の美容液が厚生労働省に認可され、世間をアッと言わせた後、今期の記者発表会では、多くのメーカーが“ハリ”をテーマに掲げています。
アルビオン、アイム、アスタリフト、クラランスなど、肌への攻略法はそれぞれ違いますが、ハリにチャレンジしたアイテムを発表しました。個別には各コアでご紹介します。
肌のハリには、コラーゲン、エラスチンが大きく関わり、それらは加齢によって減ってしまいますが、いかに食い止めるか、いかに増やすかを目的としたアイテムがほとんどです。
「シミ・シワ・たるみ」は美容というカテゴリーが認知されてから、女性の3大悩みでした。どれも化粧品で完全に治るものはなく、たとえばシミも、ホワイトニング化粧品で顔全体を明るくすると同時にシミも薄くすることはできても、シミに特化して完全に消すのは厳しいものがあります。完全を期すならレーザー治療やピーリング、美容整形に頼ることになります。シワやたるみも然りで、50代女性の肌が10代女性の肌に戻ることはありえません。そこには加齢という壁が立ちはだかるからです。
よく「-5歳肌」という言葉を見かけますが、呼びかけとしてはわかるものの、実際は個人差があり過ぎて、同じスキンケアをしたとしても「-5歳肌」にはなりえません。
とは言え、化粧品には確かに効果があります。シミが完全に消えるとか、たるみがなくなることはなくても、スキンケアをした肌としない肌では大きな差が出ます。乾燥などは顕著で、化粧品を使わないでいると、乾燥はどんどんひどくなり、肌あれが進み、あかぎれのような状態になって痛みまで伴います。
また、紫外線から肌を守らないと、シミやくすみどころか、肌は傷んで深いシワが刻まれてしまいます。皮膚がんの原因になることも。(日光に全く当たらないと、骨粗しょう症などにかかりやすくなるリスクもありますが)
今期、次々に発表された化粧品も効果的なものばかりですが、自分の生活には何が必要かを考えて、自分の肌に敵したアイテムを上手に使ってください。
文責/黒木まり子(美容エディター・コスメコンシェルジュ)
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